- ぎぎ
- I
ぎぎ【巍巍・魏魏】(1)高く大きいさま。
「~たる岩峰」「~と雲を凌ぐ高楼/花間鶯(鉄腸)」
(2)おごそかで威厳のあるさま。II「神徳~たり/栄花(鳥の舞)」
ぎぎ【擬議】(1)あれこれと思いはかること。「敵已に計略(ハカリゴト)を廻(メグ)らせしかと少しく~して居たり/自由の凱歌(夢柳)」
(2)あやぶみためらうこと。 躊躇(チユウチヨ)。III「敵の中へちつとも~せず走り懸る/太平記 22」
ぎぎ【疑義】意味・内容がはっきりしないこと。 疑わしいこと。IV「この説には重大な~がある」「~を生ずる」
ぎぎ【義義】(1)〔胸びれのとげとその付け根の骨をこすり合わせて, ギーギーと音を立てることから〕ナマズ目の淡水魚。 全長20センチメートル内外。 体は細長く, 四対の口ひげをもつ。 灰褐色で, 暗色の不規則な斑紋がある。 背びれと胸びれに一本ずつとげをもち, 刺されると非常に痛む。 食用。 本州中部以南と四国に分布する。 ハゲギギ。 ググ。(2)ゴンズイの異名。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.